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口腔科について

口腔外科と一口に言ってもあまりピンとこない方もおられるかと思います。
歯、歯肉、顎、舌、唇、頬など、口とその周りの外科治療を指し、広い意味ではこうした部位の病気の診療全体をいいます。
この中には、顎顔面骨折などの外傷、舌癌などの腫瘍、兎唇口蓋裂(三つ口)やしゃくれ顔(下顎前突症)などの奇形や変形症、それに頬を腫らすような炎症などさまざまな病気が含まれます。
一般のお医者さんに最も近い歯科診療です。

親知らずについて

  • 口腔外科
  • 親知らずとは、一番奥の歯、つまり永久歯の第三臼歯のことで、上下左右で合計4本あります。親知らずは、みんなが生えるものではなく、全く生えない人や全部揃っていない人もいます。正常に4本生えてきたらほかの歯と同様に大切にしてください。

    問題は、生え方の異常な親知らずです。
    以下のような場合は、抜いた方がよいと考えられます。

抜いた方がいい親知らず

  • 真っすぐではなくななめに生えてきた
  • 歯ぐきの中に潜ったままになっている
  • 歯ブラシが届きづらい場所にあり、虫歯になった
  • 異常な生え方のために痛みがある
  • 噛み合わせが悪く、他の箇所に負担をかけている
  • 上の親知らずだけが生えて、かみ合わせの相手がない
  • 隣の歯を治療しなければならない

顎関節症について

入れ歯を使用している方は、入れ歯が合っているかどうかをチェックします。合っていなければまずそれを治さなくてはいけません。歯周病が原因のケースもあります。そういったあらゆる原因を取り除いたうえで、あごの治療を行います。治療には薬を使用したり、あごの関節の負担を軽くするための装置を口の中に入れたりします。
そのような治療で改善されなければストレスが原因のこともあります。そのまま放っておくとさらに悪化しますので、ご相談下さい。

顎の関節そのものの痛み

口を開けるときにコキッと音がしたり、顎の関節から耳あたりまで痛んだりすることがあります。

口を開けられないほどの痛み

顎の関節がひどく痛み、顎を動かすとギリギリと音がしたりします。病状が進んで、関節の骨や軟骨が変形していることがあります。

顎周辺の筋肉痛

顎ばかりではなく、首や肩に痛みがあります。ひどい場合には、腕や手の指なども痛むことがあります。